EXPLORERSCORE 7–12 / 30
Lv.2 / AI試行段階
AI活用レベル2は、一部の社員がAIを触っているものの、業務の成果物に直結していない段階です。ここで止まる原因はほぼ共通していて、「使った結果が個人の中に閉じている」ことです。テンプレート化と共有の仕組みを入れると、次の段階に進みます。
SYMPTOMS / この段階で起きていること
よくある状態
- 01使っている社員と使っていない社員がはっきり分かれている
- 02AIの出力をそのままは使えず、結局書き直している
- 03「便利だった」という感想はあるが、削減時間を答えられない
- 04画像・動画・資料など、目に見える成果物はまだAIで作っていない
- 05うまくいった使い方が、その人のチャット履歴の中にしか残っていない
PITFALLS / つまずきポイント
この段階でよくある失敗
出力の質を「AIの限界」だと結論づけてしまう
多くの場合、限界ではなく指示文の情報量の問題です。前提・目的・読み手・形式・禁止事項を書き足すだけで結果が変わります。
個人の工夫を社内資産にしていない
うまくいったやりとりを保存・共有していないと、同じ試行錯誤を全員が最初からやり直すことになります。ここが最大の損失です。
成果物を作る用途に踏み込まない
文章の相談だけで止まると、効果が体感しにくく熱が冷めます。バナー・動画・資料など、形が残るものを1つ作ると評価が変わります。
90 DAYS / 最初の90日
最初の90日でやること
1〜30日目:資産化する
- うまくいった指示文を業務別にテンプレート化し、全員が見られる場所に置く
- テンプレートには「何のために使うか」を1行添える
- 月間の削減時間の計測を始める(正確さより継続を優先する)
31〜60日目:成果物を作る
- 生成AIで、実際に社外に出す成果物を1つ作る(バナー・提案資料・SNS投稿など)
- 作ったものを社内で共有し、品質の合格ラインを全員で揃える
- 使っていない社員が1人でも使い始める導線を作る
61〜90日目:横に広げる
- テンプレートを持っていない部署に展開する
- 月10時間以上の削減が見えているかを確認する
- 見えていない場合、対象業務の選び方を見直す
NEXT / 次の一手
生成AIコース(Lv2)
生成AIコース(15時間)で、画像・文章・コードを使って業務成果物を作る型を学ぶ段階です。この段階を越えると、削減時間が月10時間前後という形で数字に出はじめる会社が多くなります(あくまで目安で、業務内容によって変わります)。
FAQ / よくある質問
この段階でよく聞かれること
- AIの出力の質が低いのですが、どうすればいいですか?
- 多くは指示文の情報量が足りていないことが原因です。目的・読み手・形式・使ってほしくない表現を明示すると変わります。研修ではこの書き方を業務ごとのテンプレートに落とし込みます。
- 一部の社員しか使っていない状態をどう変えればいいですか?
- 使っている人の成功例を、テンプレートという形で他の人が再現できるようにするのが最短です。意識づけの呼びかけよりも効きます。
ALL LEVELS / 5段階
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- STARTERLv.1 / AI未着手
- EXPLORER(今見ているページ)Lv.2 / AI試行段階
- PRACTITIONERLv.3 / AI業務利用中
- BUILDERLv.4 / AI内製化フェーズ
- OPERATORLv.5 / AI内製化済